2.7 音の波長及び周波数、音速の関係
音の波長をλ(m)、周波数をf(Hz)、速度をc(m/s)とすると、これらの間にある関係は次の関係があります。
これは、次のように導かれます。
空気中を伝播する正弦波の音波を
とすると、t=0すなわちある時刻における音圧の場所による変化は、
になります。
次のようにxがc/fの整数倍進むごとに音圧は同じ値になります。
のときは
のときは
このc/fは、音圧が同じ値を取る空間的な長さであり(2.7項を参照)、これをλとおいてこれを波長といいます。
と定義されますので、
が、導かれます。