1.4塑性加工製品と製造法
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1.4塑性加工製品と製造法(plastic working products and manufacturing methods)
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一次塑性加工により製造された、薄板や棒材(厚板)、線材などの素材は、さらに二次塑性加工により、要求される製品形状に成形加工されます。
ここでは、代表的な製品の、素材から製品への製造工程と塑性加工法を、薄板と棒材(厚板)を素材とするものに分けて示します。
1.薄板を素材とする製品例
表1.4.1 は、素材に薄板を用いる製品の製造工程と用いられる塑性加工法を示します。
図1.4.1 薄板を素材とする製品の製造工程と用いられる塑性加工法 機械工学便覧
2.棒材(厚板)を素材とする製品例
表1.4.2 は、素材に棒材(厚板)を用い羅製品の製造工程と用いられる塑性加工法を示します。
一般に薄板の加工と比較して、加圧荷重(加工圧力)は高くなります。また、大型製品や一度に大きな変形を行いたい場合、加工荷重(加工圧力)を低減するために、素材を加熱して熱間加工で加工されます。
熱間加工は加工精度が良好ではないので、原則として後加工として切削加工を行います。ただし、切削加工は加工のためのコストが高いので、熱間加工後冷間でサイジング(コイニング)を施して精度を改善する場合があります。
図1.4.2 棒材(厚板)を素材とする製品の製造工程と用いられる塑性加工法 機械工学便覧
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参考文献
機械工学便覧 6th ed β03-04章
引用図表
図1.4.1 薄板を素材とする製品の製造工程と用いられる塑性加工法 機械工学便覧
図1.4.2 棒材(厚板)を素材とする製品の製造工程と用いられる塑性加工法 機械工学便覧
ORG:2021/09/03