1. 砥粒加工の分類
1. 砥粒加工の分類(classification of abrasive machining)
砥粒とは、溶融アルミナ(コランダム)や、炭化ケイ素(カーボランダム)、ダイヤモンドなど極めて硬い鉱物質の粒子を切れ刃として作用させて、ワークをわずかずつ削り取って規定寸法・形状に仕上げる加工方法です。砥粒は、硬さや耐摩耗性を持つとともに、破砕性を持つことで、破砕面が新しい切れ刃となります。
砥粒加工方法には、砥粒を結合剤で固めた砥石を用いる固定砥粒方式と、砥粒が遊離した状態で供給される遊離砥粒方式とがあります。前者は、研削やホーニングがあります。後者にはラッピングや液体ホーニングなどがあります。
主要な、加工方法について分類したものを図1.1 に示します。
図1.1 砥粒加工法の分類
参考文献
絵とき研削加工の基礎のきそ 海野邦昭 日刊工業新聞社
引用図表
図1.1 砥粒加工法に分類 参考;絵とき研削加工の基礎のきそ
ORG:2019/4/7