8.1はじめに(管・管継手)

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8.1はじめに

流体の輸送や圧力伝達のために使用される機械要素が、管や管継手、弁などです。流体の輸送で最も考慮しなければならないことが配管抵抗による圧力降下を小さくすることです。また、性能を維持するために腐食や摩耗、繰返し応力、熱応力に耐えることが必要です。
管や管継ぎ手、弁にはJIS規格などがあります。以下に例を示します。

配管関連規格一覧

[配管]
JIS G 3452 配管用炭素鋼管 (SGP)
JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管 (STPG)
JIS G 3456 高温配管用炭素鋼管 (STPT)
JIS G 3458 配管用合金鋼鋼管 (STPA)
JIS G 3459 配管用ステンレス鋼管 (SUS)
JIS G 3460 低温配管用鋼管 (STPL)
JIS G 5526 ダクタイル鋳鉄管
JIS H 3300 銅及び銅合金の継目無管

[管継手]
JIS B 2301 ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手
JIS B 2302 ねじ込み式鋼管製管継手
JIS B 2308 ステンレス鋼製ねじ込み継手
JIS B 2311 一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手
JIS B 2312 配管用鋼製突合せ溶接式管継手
JIS B 2316 配管用鋼製差込み溶接式管継手

[フランジ]
JIS B 2220 鋼製管フランジ
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ

[弁]
JIS B 2001 バルブの呼び径及び口径
JIS B 2002 バルブの面間寸法