磁気遮蔽を応用したピックアップツール

磁気遮蔽を応用したピックアップツール(Application of magnetic shielding)

[磁石]

 

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[アイデア]

「マニホールドの穴の奥の鉄くずを取りたい。」に答えて、磁気遮蔽を応用したピックアップツール

 

 

[回答例]

 

考えた経緯

ここで示すアイデアは、昔現役でバリバリ仕事をしていた頃に、組立作業を行っていた人から相談を受けて考えたものです。だったころにマニホールド(大きな金属の塊に、いろいろな方向から穴をあけて通路をつくって、液体の流れを制御するもの。(図1に例を示します))

図1 マニホールド   Industrial hydraulic

 

穴が交差する箇所にはバリが発生します。発生したバリはバリ取り工具で除去する必要があります。でも、バリとしてくっついていた箇所からは取れたけど、穴の奥の方に残ったままで、重たくてマニホールドの向きも変えれない場合があります。

そんな時は、先端に磁石がついた棒を穴に差し込んでバリを拾いあげるようにします。でも磁石が穴の側面にくっついて、なかなかバリのある所まで届かない。バリをうまく拾い上げても戻すときに通路の壁にくっついて、下手をするとバリを落としてしまう。

という、クレームを作業している方から貰いました。

 

解決のアイデア

皆さん、磁気遮蔽(磁気シールド)って、御存じですか。

多分、高校で習われた方が多いと思いますが、磁石を鉄の箱の中で浮かした状態で置いておくと、磁気が鉄箱の外に漏れないってことです(図2)。

図2 磁気遮蔽の原理   TDK様HP

 

これを、クレームをもらってから、家でお風呂に入っているときに思いつきました(アルキメデスやな)。

磁石から浮かせた状態で鉄のパイプをスリーブをしたら、外部に漏れる磁気が減るにではと思いつきました。

これがアイデア出しのポンチ絵です。(図3)

図3 アイデアスケッチ   ORG

 

出来上がりの結果

早速、図面にして(実はこれも家でやりました。管理人世代は、なかなかオンとオフとの区別が付きません。今の時代では化石です。)、さすがにものづくりは、管理人自身ではできませんので、現場に作ってもらいました。

誰も理屈をわかってくれないようでしたが、何とか作ってもらい使ってもらうと、少し漏れ磁束はあるので、軽く壁にくっつきますが、ほとんど問題なく、通路穴の奥のバリ屑が取れるようになりました。

作業者の方からは感謝されました。 とても良かったと思ったのを覚えています。

(自画自賛)

 

実物の写真があればよいのですが、記録等は一切返却いたしましたのでありません。

ちなみに、ポンチ絵も記憶で今回改めて書きました。

 


 

まとめ

・いろいろなことに興味を持ちましょう。ちょっとした改善に役立ちます。

 

 

 

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参考文献
Industrial Hydraukic   John Pippenger et al.  McGraw Hill  1973年
TDK様HP  https://www.tdk.com/ja/tech-mag/ninja/082

 

図表
Icon   Pixabay
図1 マニホールド   Industrial Hydraulic
図2 磁気遮蔽の原理   TDK様HP  https://www.tdk.com/ja/tech-mag/ninja/082
図3 アイデアスケッチ   ORG

 

 

ORG:2021/08/30

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