プロフィール

 

プロフィール(profile)

管理人です。ハンドルネーム:マーシー(yes.marsy)での運営に戻ります。my_face_marsy

本サイトは、定年退職後、再雇用になり定時で帰宅するようになり、フリーな時間が増えて、特に趣味もない管理人が自分の備忘録を兼ねて、今まで経験したことについてまとめて置こうという気持ちで始めました。
あわよくば、少しくらいお小遣い稼ぎができないかとの下心もあったのも事実です。

管理人は、再雇用、パート勤務を経て、この度、会社人生を終えることになりました。このサイトについては、少し短いインターバルで新しいコンテンツを付加できるかなと考えています、

ただ、コンテンツを書くだけでは社会との距離も遠くなってしまい、またこのまま自分の経験を墓場に持っていくのは、少し寂しいと思うようになりました。

もちろん過去の勤務先で得た、製品固有の情報については守秘義務の観点から、コンテンツに記述したり、他のメーカーに伝達することはありません。ただし、仕事を進める上で、自己啓発の形で自主的に学んだ知識や考えたことについては、フリーな立場で、求められれば伝達していきたいと考えます。

 

[このサイトをはじめた趣旨]

このサイト(副サイトも含む)は、自分が仕事をするうえで、既に考えたことをまとめておきたいというのが第一義で、なかば自分の持つ技術の備忘録の役割を期待して始めました。

基本的に、管理人が主として業務上経験した範囲について、コンテンツを作成しています。コンテンツの中身を見て頂くとわかるように歯抜け状態ですが、未作成のものも基本的に書き落とす時間が無いだけで、説明を求められれば既作成のコンテンツと同程度のレベルで、ご説明ができます。

収益性は期待していなかった、と言えばうそになりますが、当初は再雇用期間という事もあり収益を得る取組は避けるようにしておりました。

前述しているように、基本的には自分自身の記憶の減退に対する対策がメインですが、組織に所属することは終了しますので、今後はフリーな立場からある程度の収益性の追求を行いたいと思います(もちろん、この分野では難しいとも思いますが)。

 

[簡単な略歴]

修士課程を卒業後、縁あって、小さなプロセスポンプメーカに勤め始めました。この会社は親戚が経営している会社で、幼少の頃より、ポンプという製品をものづくりの過程を含めて身近に見る機会が多く、就職を決めました。
指導教授を除く先生方には、「そんな無名の会社なんて」などの理由で反対されました。指導教授は、先任の名誉教授がその会社の顧問をされていることを御存じで、消極的な承認だったと思います(後日、転職したことを御報告すると安堵されたようでした)。

性能が不安定な機器の設計を見直し、理論に基づいて設計基準を確定して、性能の安定化を図りました。それまではドメスティック仕様の製品を、グローバルに通用する製品のレベルまで作り上げたと自負しています。
性能を向上させ、利益率も極めて高い製品にリニューアルさせて、会社の業績に大きく寄与し、成果を出したつもりです。
開発が一段落し、新たな分野へのトライを提案しましたが、トップに会社を大きくして行こうとの気概をお持ち頂くことができませんでした。

終には転職することになりました。

昔は、日本の会社は、転職組は今までの経験よりも前職の会社の大きさでしか判断しないところがありました。 が、一応大手の会社に就職することができました。
流体機器にはたずさわりたいとの希望もあり、容積式流体機器のメーカに転職しました。ターボポンプ系のメーカへの転職は、前の会社への影響が懸念されたため避ける必要がありました。
この会社では、最初は新規製品のアプリケーション開発に従事しましたが、プロジェクトがとん挫したため、技術部に移籍して製品開発以外の管理系の業務や、新規製品の製造へのトランスファーなどをこなす日々を送りました。

製造への関わりから、ジョイントベンチャーに出向することになり、品質管理をメインの職務とするようになり、会社人生を終了することになりました。

ここまで、大きなトラブルもなく(小さなトラブルは山ほどありましたが)、残りの会社人生を過ごしてきました。

組織を卒業した今後は、フリーな立場から、主として機械系のものづくりに携わる皆様の御役に立てないかと模索しようと思います。いろいろな試みをしてみたいと考えます。皆様には見守って頂き、御声をかけて頂ければ幸いです。

 

[携わった職務]

流体機器をつくるという立場は、最初の会社から一貫して変わらずに、会社人生を全うして参りました。ただ、関わった機械の種類や、職務については、結果として一般的な技術者と比較してとりとめがないほど広がりを持ったものになったと思います。
以下に箇条書きで示してみます。

1.ターボポンプ:石油精製、石油化学、一般化学向けの、いわゆるプロセスポンプの設計開発
2.油圧機器:設計開発・購買・営業以外。生産技術、品質管理、開発用スタンド製作
3.パテントリエゾン
4.衛生管理者、作業環境測定、除害設備設計
5.ISO14000・ISO9000・IATF16949

 

[専門分野・主要取得ライセンス]

私は、最初に小さな会社に入ったため、社会人としての教育(同僚との距離感、仕事のマナー(報連相など)、等々)が今少しできていなかったと思います。そのため転職先で少し苦労しました。
転職先の会社の中で、自分の存在が一つの歯車のように思えました。そのため、自分がどれくらいの力があるか(力という言葉は少々適切ではありませんが)、自分の技術がどの程度かを、客観的にはかるために資格を取ることに興味が行くようになりました(最初の会社のときからその傾向はありましたが)。また、妙なこだわりだったと思いますが、できるだけ資格の勉強はしないで試験を受けるという、変な美学を持っていました。試験の際の緊張感と、嫌でも集中しなければならない状態にあるのを楽しんでいました。

もっとも、資格試験の受験を一生懸命していたときは、これらの資格に対応する通信講座もなかったのも事実です。
老舗であるJTEXや、最近ではユーキャンなどの著名な通信講座も、技術系の資格講座を持っているようです。有名な資格はあるように思います。一度のぞいてみられては。

自分の棚卸を兼ねて、どんな資格を取得したか書き出してみました。とってもバラバラで、人様にいえるようなものではありませんが、少し並べてみました(全てではありません。下位の資格は省いています)。
ちなみに、この分類は転職した会社(結果的に一番長く在籍した会社)のCMで使われたものに基づいています。

System
・衛生管理者・1級
・作業環境測定士・1級(粉じん,有機溶剤,特化物,金属類)
・英語検定・2級:英語は苦手ですが、何を思ったのか38歳で取得しました。口頭試問の先生が若くてきれいだったのを今でも覚えています。
・消防設備士・甲種3類
・情報処理技術者・1級
・QC検定・1級:結果として最も仕事に直結した資格だったと思います。資格試験の学習の過程で、品質管理的なものの考え方を学びました。

Chemical
・公害防止管理者・大気1種:これで環境ISO取得時の事務局長になりました。
・公害防止管理者・水質1種
・甲種危険物取扱者:乙4も、持っています。ガソリンスタンドのバイトはOKです。

Electronics
・電気主任技術者・第3種:2種は何年か挑戦しましたが、向いていないようでした。でも、マンションの管理業務には役に立つと思います。
・認定電気工事従事者

Mechanical
・高圧ガス機械・甲種
・溶接技術者・1級(失効しました):最初の仕事に非常に役に立ちました。ある種の流体機械の設計製作をする際に、役に立ちました。実はこの資格は非破壊検査技術者とともに、高圧ガス保安協会の方から必要性を暗に要求されたことから取得することになりました。これらの資格は、冶金学、熱処理、破壊力学などの材料に対する基本的な知識を得るための、良い機会だったと思います。
・非破壊検査技術者PT・ Level3 (失効しました):私にとって、おそらくもっとも難しかった資格です。近眼が役に立ちました。
・公害防止管理者・騒音
・公害防止管理者・振動
・油圧調整技能士・1級
・保全技能士機械系・1級

玉掛けとか、実務的な細々したものは省略しています。

Society(所属学会)
・日本機械学会:大学2年生から入会しています。2021年から永年会員になりました。
・日本フルードパワー協会:かれこれ20年以上所属しており、いつの間にか機械学会の次に長く入会した学会になりました。

 <過去の所属学会(すでに退会しています)>
   ・日本航空宇宙学会:読んでいてもほとんどわかりませんでしたが、すごく刺激になりました。
   ・ターボ機械協会:仕事でとても役に立ちました。

これからこのサイトは、私の持つ知識のバックボーン(非常に狭い範囲で、しかもバラバラですが)を、過去に在籍した会社(アルバイトも含みます)で業務上知り得た製品固有の知識に抵触しない範囲でコンテンツを増やしていきたいと考えています。

技術的な内容で、何かご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。できるだけ、お答えしたいと考えています。技術的なバックボーンは品質管理にとどまらず、工場でのものづくり全般と自負しています。

また今後は、SNSやスキルシェアサイトなどを通じて、積極的に管理人が提供可能な役務を発出しようと思っています。ご支援いただければ幸いです。

 

         マーシー

 

このプロフィールは、自分が置かれている状況の変化に応じて、時々で変更していこうと考えています。

 

 

変更日:2021/06/30
変更日:2021/06/27 ハンドルネームに戻ります。
追記日:2021/06/20
追記日:2016/08/08  追記日:2016/10/02  追記日:2018/08/06  追記日:2018/09/01
変更日:2021/04/04