再生可能エネルギー

再生可能エネルギー(renewable energy)

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再生可能エネルギーとは

再生可能エネルギーとは、使用した分のエネルギーが再度供給されるエネルギーをいいます。

石油や石炭などの化石燃料は再生不能エネルギーであり、消費すれば枯渇するエネルギーですが、太陽エネルギーや地熱エネルギーは枯渇することは無いので、再生可能エネルギーに分類されます。

 

再生可能エネルギーが注目されたのは、1973年暮れに勃発した第一次オイルショック(第一次中東戦争)により、石油の安定需給体制が問題となりました。これを契機に石油に代わるエネルギー資源の一つとして再生可能エネルギーが注目され、その利用技術開発が先進国を中心に進められるようになりました。

さらに、1990年代に化石燃料の大量消費がもたらすCO2による温暖化が地球環境問題となり、再生可能エネルギーが、これらのエネルギー・環境問題を解消するための重要なエネルギー資源に位置付けられています。

再生可能エネルギーは、表1のように体系付けられます。

太陽エネルギーは、太陽光を直接受けて熱による蒸気発生による発電や、太陽電池などの光起電力効果による発電が考えられます。これを太陽エネルギーの直接利用になります。

さらに、太陽光が地球に吸収され、対流効果等により空気や海水の流れによる、風力エネルギー、海洋エネルギー、あるいは、海水が蒸発して、雨となって高所に蓄えられた水の位置エネルギーを利用する水力エネルギー、植物の光合成作用等によるバイオマスなどがあります。これらは太陽エネルギーの間接利用になります。

なお、潮汐作用は地球・月・太陽の相対的な天体運動によるもので、太陽エネルギーに起因するものではありませんが、海洋エネルギーの項に含められます。

 

地熱エネルギーは、天然あるいは、坑井によって地下にある熱水(高温高圧水)あるいは蒸気が持つエネルギーで、それらを発電用の熱源などに利用することができます。

図 再生可能エネルギーの分類

 

 

参考文献
機械工学便覧 6th ed γ05-05章  日本機械学会

引用図表
図 再生エネルギーの分類   機械工学便覧 6th ed γ05-05章

 

ORG:2022/12/21

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