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6.4 各種部品と使用材質例（Example of parts and material）
JIS 規格では百数十に及ぶ鋳造材料が規定され、膨大な数の鋳造部材・鋳造部品が製造されています。
鋳造品の使用材料は、用途により要求される形状・寸法、被削性、強度、使用環境、コストなどとともに経験的事例を参考にして選択されます。このため、同一用途部品であっても異なる材料が選択されることも少なくありません。
表6.4.1に、各種機械などに使用される鋳造品の用途と適用材料の一例を示します。ここでは、同様の部品に対して、強度や使用環境などが考慮されるので、さまざまな材料が使用されていることに、留意して頂きたいと考えます。
参考文献
機械工学便覧 第6版 β03-02章
引用図表
表6.4.1 各種鋳造品の用途と適用材料例 機械工学便覧 第6版 β03-02章
2016/11/6
本稿（初稿）は、筆者の興味と復習を兼ねているため、参考文献からの引用が主たるものになっています。第２稿ではより内容を絞り、かつより広範囲なデータに基づく記述を企図しております。