3.3 硬さと展延性

3.3 硬さと展延性

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展延性(ductility)は、固体物質の特性である塑性(plasticity)の特性の一種で、材料が破断せずにお柔軟に変形する程度をいいます。展延性という言葉は展性(malleability)と延性(ductility)に分けることができます。英語のductilityは、展延性と延性の両方の意味に使用されます。
展性は、圧縮力などによって素材を平板状に加工する際に、材料が破断せずに薄いシート状に広げることができる性質をいいます。
延性は、引っ張り力などの外力により材料を細く引き伸ばすことのできる性質をいいます。
展性と延性とは、必ずしも正の相関があるとは限りません。例えば、金は延性も展性も高いですが、鉛は展性には富みますが、引っ張り力が作用する延性は小さいです。

金箔(展性)

金箔(展性)

金糸 (延性)

金糸 (延性)

展延性と硬さとの関係は、どちらかといえば負の相関があるといわれます。硬さが硬いほど、変形せずに破損する傾向があります。