24.3 かみあいクラッチ ものづくり、ひとづくり
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24.3 かみあいクラッチ(Positive clutch)
駆動軸と被動軸とを,機械的なかみあいによって連結するクラッチを、かみあいクラッチといいます。このクラッチは、滑りがなく伝達が確実なので英語では確動クラッチ(ポジティブクラッチ)といわれます。
円筒端面に設けた角形、台形、のこ歯形、スパイラルなどの凹凸によって連結するタイプのジョークラッチ、円筒端面に設けた多数の山形の凹凸により連結するツースクラッチ、および外歯車と内歯車とによって連結する歯車クラッチ(インボリュートスプラインも用いられる)があります。
ジョークラッチは接続に衝撃を伴うため、停止中またはごく低速回転のときしか連結できません。ツースクラッチは比較的低速回転の場合は連結できますが、負荷能力はジョークラッチと比較して小さいです。
図24.3.1にジョークラッチ(スパイラル)を示します。
引用図表
図24.3.1 スパイラル ジョークラッチ 機械工学便覧第6版 β04-1-04章掲載分改
CORRECT:2018/06/04
ORG:2015/05/17