3.2 製造プロセス

3.2 製造プロセス(Manufacturing Processes)

 

設計エンジニアにとっては、製造プロセスの知識が非常に重要です。機械のものづくりには、様々な製造プロセスが使用されています。以下に代表的な製造プロセスを概観します。

 

1.一次成形プロセス(Primary shaping processes)

材料から機械部品を製作する工程で機械加工前に予備成形をするプロセスです。このプロセスで適用される一般的な操作には、鋳造や、鍛造、押出成形、圧延、絞り、曲げ、せん断、スピニング、粉末成形などがあります。

 

2.加工プロセス(Machining processes)

製作図に従って、機械部品を最終形状にするためのプロセスが、加工プロセスです。このプロセスに用いられる操作には、旋削や、平削り、穴あけ、フライス加工、ボーリング、ブローチ加工、ホブ切り、研削などがあります。

 

3.表面仕上げプロセス(Surface finishing processes)

表面仕上げプロセスは、機械部品の表面を良好な状態に仕上げるプロセスです。このプロセスに用いられる操作には、研磨や、バフ研磨、ラッピング、ホーニング、バレル、メッキなどがあります。

 

4.結合プロセス(Joining processes)

結合プロセスは、機械部品を一時的あるいは永久的に結合するプロセスをいいます。このプロセスに用いられる操作には、一時的結合ではねじ締結や、焼き嵌め、圧入プレス、永久的な結合では、溶接や、ロウ付け、固相接合、リベット締結などがあります。

5.改質プロセス(Processes effecting change in properties)

改質プロセスは、機械部品に使用時に要求される特定の特性を付与するために用いられるプロセスです。このプロセスに用いられる操作には、熱処理や、熱間加工、冷間加工、ショットピーニングなどがあります。

それぞれのプロセスに用いられる操作については、本サイトの基礎編、応用編でトピックス的に記述していきたいと考えます。

 

 

 

参考文献
A Textbook of Machine Design  R.S. Khurmi et al.   EURASIA PUBLISHING HOUSE (PVT.) LTD. 2005

 

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