2.5 音の周波数

2.5 音の周波数

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空気中の音波は、縦波の粗密波で、空気の粒子がその場所で往復運動をしています。1秒間の振動数を周波数といいます。一般には記号fであらわし、単位はHzを使用します。

周波数は音の高低を決めます。周波数が大きい音は高い音で、少ない音は低い音になります。

一般に、人間が聞こえる周波数範囲は、20Hz~20kHzであり、この周波数範囲を可聴域と呼び、その範囲の音を可聴音と呼びます。騒音として問題になるのはこのうち約40Hz~10kHzの範囲です。

20Hz以下の音を、超低周波音(Infrasonic)と呼ばれます。耳には聞こえませんが、この音波により窓ガラスが振動して、二次的な音が発生し騒音問題を起こすことがあります。20kHz以上は超音波(ultrasonic)呼ばれます。これも耳には聞こえませんが、通常は騒音問題の対象にはなりません。