2.8 音圧

2.8 音圧

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空気中を伝達する音波を正弦波を考えると、音波は、ある地点での空気粒子が音波の進行方向に対して前後に運動することによる疎密波です。

ある時刻について考えると、空気中の濃淡が出来ていることになります。濃いところは、少し空気が圧縮されており、気圧が平均よりは上昇しています。一方空気が薄いところ(淡)は、空気が希薄になっており、気圧が平均よりは低下しています。

 

この大気圧が正弦波である交流的に圧力変化しますが、この変化量が音圧です(図2.1.1)。

音圧の単位は、N/m2になります。

図2.1.1_空気中の音の伝搬
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