4.1 騒音計とは

4.1 騒音計とは

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騒音計は、騒音レベル(LA)及び音圧レベル(Lp)を測定します。計量法では特定計量器として指定されています。
測定精度の違いにより、JIS C1509-1 Class1(計量法では「精密騒音計」に相当します)、及びJIS C1509-1 Class 2(計量法では「普通騒音計」に相当します)に仕様などが定められています。
更にそれぞれ統計量としての時間率騒音レベル(Lx)や、等価騒音レベル(LAeq)、単発騒音暴露レベル(LAE)などの積分量を測定する機能を持った積分平均形騒音計があります。

なお、騒音の種類(環境騒音、作業環境騒音、工場・交通騒音、新幹線騒音、航空騒音等)によって測定の評価方法が法律によって定められています。騒音測定は、環境評価の重要な測定項目となっています。

[追記]
騒音計は、2005年に新しい規格としてサウンドレベルメータ(騒音計) JIS C1509-1:2005 に改正されました。本規格では、性能の等級から、Ciass1 とClass2とに分けており、性能的にはClass1は旧JIS C1505(精密騒音計)に、Class2はは旧JIS C1502(普通騒音計)に、ほぼ相当します。
また、現行の計量法における特定計量器検定検査規則(第814条)には、騒音計の種類として、「精密騒音計」と「普通騒音計」が明記されています。

 

出典:小野測器_騒音計資料