4.2 精密騒音計(クラス1)と普通騒音計(クラス2)の違いについて

4.2 精密騒音計(クラス1)と普通騒音計(クラス2)の違いについて

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普通騒音計は、工場や事務所、屋外などの環境騒音測定を目的とした騒音計です。それに対して、精密騒音計は、様々な分野の騒音研究や、機械装置の騒音評価など、あらゆる計測条件に対応した騒音計です。

精密騒音計、普通騒音計とも、その基本仕様はJIS及び計量法に基づいています。それぞれの基本的な差異について以下に示します。

表4_2_1

表4_2_2

 

注記:
1.上表で、カッコ内の数値は、測定の拡張不確かさ(JIS規格に規定する最大許容値)を含んだ場合を示します。
2.計量法では、計量範囲最小値と自己ノイズとの差は、今まで通り、
精密騒音計:+8dB
普通騒音計:+6dB
です。

引用:小野測器技術資料