1. 撹拌装置の基本構成

1. 撹拌装置の基本構成(basic configuration of agitator)

 

撹拌翼(impeller)を備えた混合装置を撹拌装置といいます。図10.1.1.1 に撹拌装置の基本構成を示します。流体が入った円筒容器の上部から撹拌翼を挿入して、駆動装置により撹拌翼を回転させることで槽内の流体を撹拌するように構成されています。
容器は撹拌槽と呼ばれ、通常は円筒皿底または円筒平底ですが、角形槽を使用することもあります。
撹拌する流体の性質によっては、槽の側壁もしくは近傍にじゃま板(baffle plate)と呼ばれる平板を数枚垂直に取付けらえることがあります。
また、液体中に気体を分散させる気液撹拌操作では撹拌翼の下部に気体を吹き込むためのスパージャーを取り付けて操作します。
撹拌翼は取扱う液体の性質によって、いろいろな形状のものが用いられます。縦長のタンクでは、撹拌翼が多段取付けられる場合があります。

図10.1.1.1 撹拌装置の基本構成   参考:機械工学便覧 6th ed. ɤ01-02章

 

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引用文献
機械工学便覧 6th ed  ɤ1-02章   日本機械学会
化学工学_改定第3版   豊田豊  朝倉書店

 

引用図表
図10.1.1.1 撹拌装置の基本構成   参考:機械工学便覧 6th ed. ɤ01-02章

 

ORG:2021/05/30