ビル・ゲイツが資金を供給した「地中⽔素」採掘企業がさらに2億4750万ドル(約370億円)を調達

ビル・ゲイツが資金を供給した「地中⽔素」採掘企業がさらに2億4750万ドル(約370億円)を調達

Forbes Japan

地下の天然鉱床には「地中⽔素(geologic hydrogen)」と呼ばれるカーボンフリーな⽔素が、世界各地の地下で自然に生成されている事実が、ここ1年で急速に知られるようになりました。
デンバーを拠点とする、スタートアップのKoloma(コロマ)は、この地中水素の採掘に関連する16件の特許を出願したオハイオ州立大学の地質学者のトム・ダラー(Tom Darrah)の研究を商業化した企業です。
コロマは、トム・ダラーが共同創業者でCTOを務めている、デンバーを拠点としている会社です。
コロマは、2月8日に⽶エネルギー省が地中⽔素の採掘テクノロジーの開発を⽀援するために設定した総額2000万ドル(約30億円)の助成⾦の⽀給対象の1社に選ばれましたが、2月9日に新たな資金調達先として、アマゾンやユナイテッド航空から新たに2億4750万ドル(約370億円)の資金を調達しました。
コロマ社は、既にビル・ゲイツのブレークスルー・エナジー・ベンチャーズ(Breakthrough Energy Ventures)などからの資金と合わせて、累計調達額は3億ドル(約450億円)を突破しています。

バイデン政権は、⽔素燃料の⼤量⽣産を促進しようとしており、⽶財務省は昨年末に提案した税額控除規則に、CO2をほとんど排出せずに製造された⽔素に対し、1キログラムあたり最⼤3ドルのクレジットを提供する案を盛り込んでいます。この対象には、グリーン⽔素の他に地中⽔素が含まれています。

引用元:Forbes Japan 2024/02/11

ORG:2024/02/18

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