10.鋳造設計入門

鋳造設計入門

1. 鋳造の基礎
1.1 溶融金属の性質
1.2 鋳造における湯流れと凝固
1.3 凝固組織と状態図
1.4 鋳造における諸現象/鋳造欠陥

2. 鋳造品の設計
2.1 凝固と収縮
2.2 分割面,天地
2.3 中子と幅木
2.4 抜けこう配
2.5 縮みしろ,仕上げしろ
2.6 角,隅部
2.7 最小肉厚
2.8 機械加工を考慮した形状
2.9 鋳造品の寸法精度

3. 鋳造用模型
3.1 鋳造用模型概論
3.2 模型の種類
3.3 模型用材料
3.4 消失模型
3.5 鋳物砂
3.6 塗型材

4. 鋳造法各論
4.1 砂型鋳造法   MDD:2023/09/09
4.2 金型鋳造法(重力金型鋳造法)
4.3 低圧鋳造法
4.4 高圧鋳造法(スクイーズキャスティング法)
4.5 ダイカスト法   MDD:2023/10/11
4.6 精密鋳造法
4.7 消失模型鋳造法
4.8 真空鋳造法
4.9 遠心鋳造法   MOD:2023/09/21
4.10 鋳造に関連した複合加工法
4.11 半凝固鋳造・半溶融鋳造

5. 鋳造品の仕上げと補修
5.1 鋳造品の仕上げ
5.2 鋳造品の補修

6. 鋳造品の種類
6.1 鉄鋳物
6.2 非鉄鋳物
  6.2.2 アルミニウム合金鋳物  New:2023/10/17

6.3 その他の鋳物
6.4 各種部品と使用材質例
6.5 鋳造による複合材料

7. 鋳造工場設備
7.1 鋳造工場のレイアウト
7.2 溶解設備
7.3 造型設備
7.4 砂処理設備
7.5 仕上設備
7.6 環境衛生設備

8. 補足
 ・各種鋳造プロセスの特性   New:2023/9/22

 

参考文献
機械工学便覧第6版 β03-02章

 

 

2016/11/7
鋳造については、筆者が就職した最初の会社が、流体機器メーカでしたので、いろいろな材質の鋳物(鋳鉄、鋳鋼、ステンレス鋳鋼、チタンなど)の設計をしました。また、小規模な会社でしたが、木型部を持っており、いろいろ教えてもらったのが懐かしく思います。

現在の会社では、アルミダイカスト製品の設計に携わることができ、いろいろなことを学びました。

この40年間、鋳物については何らかの形で関わりを持っていたことになります。

今回の鋳物についての記述に、それらをもっと盛り込めればよかったのですが、執筆状況から許されないところがあり、今回は、参考文献を自分で読み込んだ内容だけになってしまいました。早い時期に改訂版を作成したいと考えています。

Add. 2017/2/5 3.5 鋳物砂